20世紀における開発環境
1997年頃、某 自社開発企業とフリーランス契約を結び、そこで頂いた仕事を自宅に持ち帰り(バンドと活動と並行して)仕事をこなすという日々を 約6年間過ごしました。
当時の開発環境
その自社開発企業は、飲食店向けのパッケージソフトウェアを開発・販売してまして、当時の開発環境(言語)としては、ローカル環境では VB5、VB6、C、ウェブに移行してからは VBScript … あたりを使って開発してました。
HTML はまだバージョン 2.0 あたりだったと思いますが、b タグ や i タグなど…デザインを制御するタグも存在していて 構造もデザインもごちゃまぜでした、、今の HTML5 + CSS3 は奇跡的にコーディングしやすい言語体系になっていると思います。
クライアントサーバーシステム
その企業でのお仕事が僕のエンジニア人生の基盤になったので、それ以降ずっと基幹系システム(業務管理システム)を開発し続けることになる訳ですが(それ以前には趣味で、ゲーム、音楽/MIDI、ゴルフのハンディ計算プログラム…など色々作ってました)、エンジニアになって間もない頃はまだ Webシステムに移行する前~過渡期で、いわゆる「クライアントサーバー」型のシステムを作ってました。その頃に作った ソフトウェア を列記してみます。
- オーダーエントリー
- 商品マスター
- 顧客マスター
- 社員マスター
- 店舗マスター
- ウェブアカウントマスター
- 売上/販売管理
- 仕入/在庫管理
- 勤怠/出退勤管理
- 伝票管理
- 入金充当管理
- 本部店舗連携機能
- プログラムバージョン管理
- ウェブセキュリティ管理
- 会計ソフトへのデータ連携出力
- ヘルプ管理
ざっとこんな感じだったと思います。参考までに、ちょっとした設計ノウハウを書きますと…
- 販売管理で金額を扱う場合、データ型は長整数型(Long型)で良いのですが、仕入管理で金額を扱う際は、単制度浮動小数点型(Single型)にしなければならない…という設計要件があります。なぜなら、商品を販売するときは1円単位で販売しますが、仕入の際は 例えば1,000個で500円…などが発生する場合があり、少数点が必要になるのです。
※ただ、コンピュータはこの浮動小数点の計算が苦手で、きちんとデバッグしないと端数が1円ずれるようなことが…過去に何度もありました、、(VBScript の Int 関数にもバグがあります) - 伝票を扱うシステムなどは(プログラミング言語に精通しているだけでは作れず)複式簿記の知識がないと設計・構築できないと思います。
- 勤怠管理の場合には、時刻を「まるめる」概念なども登場します。
こんな面倒なことが多いので、なかなかエンジニアというのは骨の折れる仕事なのかもしれませんね。
業務管理はシステム化がおすすめ!
その後、今日に至るまで約20年以上 あらゆる業種のあらゆるシステムを開発してきましたので、中小企業向けの基幹系/業務管理システム等に関しては、大抵のものは弊社で開発対応できると思います。
社内業務が手書きや Excel などで収集がつかない…といった企業様、間違いなくシステム化した方が 人件費の削減にもつながります。お気軽にご相談くださいませ。
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