運用中の Web サイトに集客するために最適な Google 広告を、Google Search Console のデータを参照して作成するための手順を、当社で運用中の SNS サイト「ソリューションネット」を例にご紹介いたします。
※Google Search Console のデータを参照できることが前提になっています。
※参考サイトは最下部にまとめております。
Google 広告の作り方
Google 広告を作るには、キャンペーンの作成 → 広告グループの作成 → 広告の作成 → 検索キーワードの作成…と進んでいくことが一般的だと思いますが、適当に作ってしまうと 広告を出稿しても なかなか広告が表示されない…ということになりかねません。
Google Search Console のデータがあるのであれば、低価格でよく表示される Google 広告は、そのデータの中から導き出せるはずです。
キャンペーンと広告グループは名前をつけるだけの作業ですので、以下に「検索キーワード」と具体的な「広告」を作成する手順をご紹介いたします。
検索キーワードは?
ブログアフィリエイトをする際に「キーワード選定」が最も重要である…と言われますが、Google 広告を出稿する際も「キーワード選定」が最も重要であると考えられます。
では、どんなキーワードを選定するか?ということですが、Google Search Console – [検索パフォーマンス] – [クエリ] を開き、[表示回数] の降順で並べ替えます。ここで表示されるキーワードが、Google 検索から その Web サイトにたどり着ける 最もニーズの高いキーワードであるといえます。
ソリューションネットの場合には「趣味 コミュニティ」で 表示回数 205 回でした。ただ、[平均掲載順位] が 52.2 と低いため ほとんでクリックされておらず…これを Google 広告を出稿することで 露出を高める手助けをする…というイメージになります。
広告の作り方
最終ページ URL
最終ページ URL は、上記の手順で Google Search Console – [検索パフォーマンス] – [クエリ] で [表示回数] の降順で並べ替えた状態から、以下の手順で操作して決定します。
- 検索キーワード(例. 「趣味 コミュニティ」)をクリックします。
- [ページ] タブを開きます。
- [表示回数] の降順に並べ替えます。
上記の手順で表示されるページが、例えば「趣味 コミュニティ」キーワードで Google 検索した際に 最も多く表示されているページになりますので、最終ページ URL としてふさわしい(ランディングページの利便性の高い)ページと考えられます。
広告見出しは?
広告見出しの候補ですが、例えば 以下のようなキーワードがふさわしいのではないかと思います。
- [検索キーワード] でつながる
- [Web サイトサブタイトル]
- [Web サイトタイトル]
※ソリューションネット – 検索キーワード「趣味 コミュニティ」の場合には こんな感じになります。
- 「趣味 コミュニティでつながる」
- 「ビジネスと趣味でつながるSNS」
- 「ソリューションネット」
説明文1
説明文は、そのページの <meta name=”description” content=”?”> で設定した文面にします。
※ソリューションネット – 「趣味 コミュニティ」ページの場合には 「プログラミング、YouTube見る事、音楽鑑賞、お酒、ゲーム、映画鑑賞、旅行、カラオケ、占い…」になります。
結果
上記の手順で Google 広告を作ると、少なくとも Google 広告 – キーワード – [広告の関連性] の高い広告を作成することが可能です。
ただし [推定クリック率][ランディングページの利便性] は 上記の手順だけでは良い結果は期待できませんので、引き続き 検討・考察が必要になります。
参考サイト
ビジネスと趣味でつながる「ソリューションネット」
https://soln-sns.net/
SNS開発18年で2つのSNSを開発・運用中の当社が、あなたのアイデアを形にするお手伝いをします。