Webサイトを運用する上で、最も慎重に管理しなければならない Google Search Console – インデックス – カバレッジの改善ポイントを、当社で運用中の地域SNS「ホットホット」(https://hot2.jp/)を例に考察してみたいと思います。
※Webサイトの立ち上げのタイミングではなく、数ヶ月以上稼働しているサイトに対して気を付けるポイントになります。
※参考サイトは最下部にまとめております。
目次
インデックス – カバレッジ とは?
Google Search Console の [インデックス] メニューの中に [カバレッジ] というサブメニューがありますが、こちらは何かというと、Google 検索エンジンのデータベースに登録されている全ウェブページのうち “インデックスされている” つまり Goole 検索結果として表示可能な状態にあるウェブページの割合(coverage)を表示しているメニューになります。
有効 / 除外
[有効] タブには Google 検索エンジンにインデックスされている(検索可能な)ページ数が表示されており、[除外] タブには なんらかの理由で Google 検索エンジンにインデックスされていない(検索不可能な)ページ数が表示されています。
「ホットホット」の場合には、2021年9月24日時点でこちらの通りとなっております。
有効 … 2.66万
除外 … 78.1万
有効が 2.66万 もあるのは良いのですが、除外が 78.1万!?これは多すぎます、、また、そんなにページがあるはずもありません、、
除外が 78.1万というのは、単純に表示できないページ…という意味にとどまらず 表示できるページへも悪影響を及ぼしている可能性がありますので「絶対に」改善しなければならないポイントです。
ウェブサイト運営をしていると、知らず知らずのうちに「除外」ページが増えていき、正常なページへも悪影響を及ぼしている可能性がありますので、この [インデックス] – [カバレッジ] は常時管理する必要があるメニューになります。
重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません
[除外] タブをクリックすると、最上段に [重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません] というリンクがありますので、こちらをクリックします。そうすると [例] という表の中に…例えばこんなページがありました…
“https://hot2.jp/urayasu/urayasu/topic.php?cmid=18&sid=45”
どこで発生したのか、、?!こんなページは作成していないので、、.htaccess を書き換えて二度と発生しないように修正します(Web サイトを運営している限り、定期的なメンテナンスが必要ということを意味していると思います)。
修正した場合
修正した場合には、以下の処理を実行します。
- [右サイドバー] – [URL 検査] をクリックします。
- [公開 URL をテスト] をクリックします。
※ウェブサイトの再クロールを Google にリクエストする
参考まで(前回のクロール)
上記の [例] の表の中に [前回のクロール] という文字があります。
以前に「クロールの頻度が上がると サイトの評価が上がっていく…」といった記事を読んだことがあります。おそらくその情報は正しいと思いますが(Google としては、重要と考えられるサイトほど、よりリアルタイムにその更新情報を取得したい…はずですから)参考までに [前回のクロール] 日付を管理してみたいと思います。
2021/09/24
・hot2.jp … 2021/09/21
・soln-sns.net … 2021/09/19
・blog.soln-sns.net … 2021/09/06
集計期間について
Google Search Console や Google Analytics もそうですが、人間の行動パターンは(コロナの感染者数などでも分かる通り)曜日によって比較的変化が出てしまいます。「昨日より増えたなぁ」なんて言っても、週末と平日の切り替わりが起因している…などは当然起こり得ますので、最低でも7日間、できれば それを複数回サンプリングした集計期間で変化を見るべきだと思います。
従いまして、Google Search Console では 過去28日間、Google Analytics では 過去30日間 で分析することを基本にして良いのではないかと思います。
参考サイト
地域SNS ホットホット
https://hot2.jp/
SNS開発18年で2つのSNSを開発・運用中の当社が、あなたのアイデアを形にするお手伝いをします。